Chiquilin Site■06.06.22_Excel:画像の検索ページを作る2 グラフ編

その1:リストの作成
その2:下地となるグラフの作成
その3:グラフの棒を図で塗りつぶす

その1:リストの作成

画像を[図の貼り付け]を使って検索する方法については 別のページ(Excel 画像の検索ページを作る)で説明していますので そちらを参考にして下さい。Microsoft365なら IMAGE関数を使う手もあります。このページでは棒グラフを使って画像検索ページを作る方法を紹介します。
選択した文字列に合わせて 画像が切り替わる
選択した内容に合わせて画像が表示されるようになります。上の丑の絵が実は棒グラフです。
まず準備から。
search シート:
リストの元データと 入力規則のリスト
A2:A13に「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」を入力。
次に D2セル上で [データ]→[入力規則]
[入力値の種類]を[リスト]にして[元の値]に リスト範囲(A2:A13セル)を設定
※リストの量が少なければ カンマで区切って直接入力しても良いです。
 
B2に「TRUE」と入力し B13セルまでオートフィルコピー
B2:B12には後で数式を入れますが 設定がしやすいのでグラフに画像を入れ込むまでは定数「TRUE」を入れておきます。
ページの一番上へ

その2:下地となるグラフの作成

ではグラフの作成に入ります。
グラフの種類選択
[挿入]→[グラフ]
[グラフの種類]で[縦棒/横棒グラフの挿入]を選択
→[2D 縦棒]から[100% 積み上げ縦棒]を選択
 
これでグラフが挿入されます。 グラフの挿入
挿入されたグラフを右クリックして[データの選択]
グラフデータの選択
[行/列の切り替え]をクリックし[OK]
これでグラフの大枠ができ上がります。
グラフひとまず完成
グラフの目盛り・軸・タイトルなどはいらないので選択して削除
削除したらプロットエリアを枠いっぱいまで拡大する。
それぞれの要素選択は [書式]→[現在の選択範囲]からリスト選択すると簡単です。 続いてプロットエリアの余白を棒(系列)で埋めてしまいます。 棒の間隔調整
棒(データ系列)を選択して右クリック[データ系列の書式設定」
系列のオプションの [要素の間隔]を「0%」に設定
これで隙間がなくなります。
後はここに画像をはめ込んでいきましょう。
ページの一番上へ

その3:グラフの棒を図で塗りつぶす

では棒(系列)の塗りつぶし色に画像を設定していきます。書式設定でやってもいいんですが面倒なのでコピー&ペーストでやってしまいましょう。
[挿入]→[画像]→[このデバイス(ファイルから)]を選択
挿入したい画像を全て選んで[OK]
必要な画像をここで一括挿入しておきます。
画像の中から「子」の画像だけを選んで切り取り(Ctrl + X)し
「子」に該当する系列(一番下の系列)を選択して貼り付け(Ctrl + V)
「丑」「寅」……「亥」までこれを繰り返す。
=A2=D$2 系列ごとの画像設定
見た目がおかしいのは後で整うので気にしないでください。
最後は B列に数式を入れて該当する画像だけが表示されるようにします。
■B2:=A2=D$2
B13までオートフィルコピー
これで完成です。D2のリストから干支を選べば該当する画像が表示されます。
選択した文字列に合わせて 画像が切り替わる
縦横比が気になる場合は系列の「塗りつぶし」を [引き延ばし]から [積み重ね]に変更してください。
→参考ファイル(024.xlsx)
ページの一番上へ
ChiquilinSite トップページへ  Copyright(C) Chiquilin_site. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system